2026-03

森重専務の「経営の湧き水」

2026.3月シリーズテーマ:「値上げできない会社にならないために」-第3回

“値上げ”を伝えるとき、経営者が語るべきこと— お客様に納得してもらう言葉の選び方 —「値上げの案内を出すのが怖い」その気持ちは、よく分かります。しかし、伝え方次第で、値上げは“信頼を深める機会”になります。以前、私はこうお伝えしました。「...
森重専務の「経営の湧き水」

2026.3月シリーズテーマ:「値上げできない会社にならないために」-第2回

“値決め”は経営。価格の裏にある覚悟— 利益率と信頼のバランスをどう取るか? —価格を決める瞬間。それは、経営者の“覚悟”が試される瞬間です。「この価格でいこう」その一言には、会社の価値観がにじみ出ます。安さを選べば、受注は増えるかもしれな...
森重専務の「経営の湧き水」

2026.3月シリーズテーマ:「値上げできない会社にならないために」-第1回

仕入れが上がっても、値上げできない理由-顧客との関係性、価格転嫁の“心理的ハードル”「この価格のままで、何とかなりませんか?」長年お付き合いのあるお客様から、そう言われた瞬間。頭では“難しい”と分かっていても、私は言葉を飲み込みました。いろ...
森重専務の「経営の湧き水」

2026.3月:特別寄稿「制度と現実のあいだに立つ」― 消費税をめぐる五つの視点と、実務家としての応答 ― 第6回

「問いの輪郭、答えの行方」― 消費税をめぐる国会論戦を見て、実務家として思うこと ―【編集後記に代えて】2026年2月、国会での消費税に関する質疑を拝見しました。 安藤議員が片山大臣や高市総理に対して投げかけた質問は、制度の根幹に触れようと...
森重専務の「経営の湧き水」

2026.3月:特別寄稿「制度と現実のあいだに立つ」― 消費税をめぐる五つの視点と、実務家としての応答 ― 第5回

実務家として、経営者として、生きる道を選ぶ消費税には、制度と現実の間にギャップがあります。この事実から目を背けることはできません。しかし私は政治家ではありません。制度を設計する立場にはありません。私の役割は、専門家として、そして経営者として...
森重専務の「経営の湧き水」

2026.3月:特別寄稿「制度と現実のあいだに立つ」― 消費税をめぐる五つの視点と、実務家としての応答 ― 第4回

制度は変わらない。しかし、企業の構造は変えられる税制は、すぐには変わりません。個々の企業の事情に応じて柔軟に変化するものでもありません。これは厳しい現実です。しかし、もう一つの現実があります。それは、企業の構造は経営者の意思によって変えるこ...
森重専務の「経営の湧き水」

2026.3月:特別寄稿「制度と現実のあいだに立つ」― 消費税をめぐる五つの視点と、実務家としての応答 ― 第3回

問題提起の強さと、制度設計の現実消費税を巡る議論の中で、「消費税は事業者が負担している」という指摘があります。この指摘は、実務の現場を知る者にとって、決して違和感のあるものではありません。価格転嫁が完全にできない場合、消費税相当額は利益の中...
森重専務の「経営の湧き水」

2026.3月:特別寄稿「制度と現実のあいだに立つ」― 消費税をめぐる五つの視点と、実務家としての応答 ― 第2回

価格は制度ではなく、市場が決める消費税の議論において、最も重要でありながら見落とされがちな論点があります。それは「価格は制度ではなく、市場が決める」という単純な事実です。制度は、消費税を価格に転嫁することを前提にしています。例えば、本体価格...
森重専務の「経営の湧き水」

2026.3月:特別寄稿「制度と現実のあいだに立つ」― 消費税をめぐる五つの視点と、実務家としての応答 ― 第1回 

消費税は「預り金」なのか、それとも付加価値税なのか消費税は「預り金」である。この説明を、私たちは長年繰り返してきました。確かに、制度の表面だけを見れば、この説明は間違いではありません。事業者は商品やサービスを販売する際に消費税を上乗せし、そ...
森重専務の「経営の湧き水」

2026.2月シリーズテーマ:「高市圧勝に学ぶ。“選ばれる力”が決める2026年経営戦略」-第3回

絶対多数の時代に、絶対に忘れてはならないこと— 安定は“安心”ではなく“試される時間”安定多数は、政策実行のスピードを上げます。防衛・半導体・DX投資、国内回帰支援。国の方向性が明確になることは、企業にとって追い風です。しかし、方向性が明確...