さくらコンビニ通信9月発刊号をお届けいたします。
平素は当グループの税理士法人さくら税務等ご利用頂き、誠にありがとうございます。今月号の「さくらコンビニ通信」をお送りいたします。さて、8月は初旬は記録的な猛暑となり、場所によっては連日40℃を超える地域も見られました。お盆過ぎからはダブル台風に見舞われ、またまた西日本地域に被害をもたらしました。皆様のお店に置かれてはどの様な影響があったでしょうか?さて、コンビニ業界においては、チェーン別、個店別の優劣がはっきりしてきており、勝組に成るためには、より正しい経営判断が求められます。そして正しい経営判断をするにも、常に最新の情報を得ている必要があります。また異業種間競合も厳しい状況になってきており、合わせてそちらの情報も併せて、当メルマガもその一助と成れるよう頑張ってまいります。
コンビニ業界最新動向データー
7月は梅雨前線や台風の影響により、西日本を中心に記録的な大雨となり、来店客数に影響を及ぼしたものの、全国的に平均気温が高かったため、飲料、アイスクリーム、冷やし麺等の夏物商材の売れ行きが良かったこと等から、全店・既存店とも売上高が前年を上回る結果となった。尚、引き続きカウンター商材やおにぎり・冷凍品・惣菜・サラダ等の中食は好調に推移した。
「チェーン別既存店前年比 7月比較」
※昨対%表示 売上高 客数 客単価
セブンイレブン 1.6 ▲ 0.4 2.0
ファミリーマート ▲ 1.1 ▲ 2.4 1.3
ローソン ▲ 2.6 ▲ 2.8 0.3
ミニストップ ▲ 0.5 ▲ 1.9 1.5
※ローソンの数値が安定せず、7月も売り上げベースで、昨対マイナスとなっています。既存店の収益対策が急務です。
別紙にて詳細データー添付参照ください。
201809月刊コンビ二寄稿文
編集コラム
コンビニの商盛期である夏は、今年は豪雨に台風と猛暑というトリプルパンチの夏でした。
豪雨被害に見舞われた地域において、やはりライフラインとしてのコンビニの必需性が問われたとのことでした。
地域の営業担当者からも、お伺いできるお店に訪問させていただいたりもしましたが、営業が出来ている店舗においても、物流が止まってしまい、食料品がほぼ空の状況が続いてました。
今回の豪雨被害においては、ほぼすべての物流ルートが通れなくなり、供給が出来なくなったようで、また停電の長期化した地域もあり、今後の課題としての蓄電・自家発電等でコンビニ機能の確保をして、よりライフラインとしてのエリアでの存在意義を高めることで、通常の売り上げ向上つなげていくことも必要と感じた次第です。