晩秋の季節になりました。
今月号の「さくらコンビニ通信」をお送りいたします。さて、11月は前半は比較的に穏やかな天気が続きましたが、後半は一気に気温が下がり北海道や一部の地域でかなりの降雪がありました。さて、コンビニ業界においては、チェーン別、個店別の優劣がはっきりしてきており、勝組に成るためには、より正しい経営判断が求められます。そして正しい経営判断をするにも、常に最新の情報を得ている必要があります。また異業種間競合も厳しい状況になってきており、合わせてそちらの情報も併せて、当メルマガもその一助と成れるよう頑張ってまいります。
コンビニ業界最新動向データー
10月は、2度の台風の上陸や秋雨前線、低気圧等の影響により全国的に降水量が多く、客数に大きく影響を及 ぼしたこと等から、既存店売上高は前年を下回る結果となった。一方、店内調理品等のカウンター商材や調理麺等は、引き続き好調に推移した。既存店ベースでは、売上高7,950億円(前年同月比-1.8%)が5ヶ月連続のマイナス、来店客数12億9,55 0万人(前年同月比-4.9%)が20ヶ月連続のマイナスになり、平均客単価614円(前年同月比+3.2%)は31ヶ月連続のプラスとなった。
「チェーン別既存店前年比 10月比較」
※昨対%表示 売上高 客数 客単価
セブンイレブン ▲ 0.5 ▲ 1.2 4.2
ローソン ▲ 4.0 ▲ 5.0 1.2
ファミリーマート ▲ 1.2 ▲ 4.8 3.6
サークルKサンクス ▲ 4.5 ▲ 7.8 3.6
ミニストップ ▲ 1.4 ▲ 6.0 4.9
※既存店ベースでは売り上げを昨対で超えているチェーンもありますが、全チェーン通して既存店客数が減っているのが、ここのところの傾向でよくない数字です。客単価上げて売り上げをカバーしているのがこの数字から読み取れます。
別紙にて詳細データー添付参照ください。