晩秋の季節になりました。
さて、10月は例年であれば、秋晴れの季節で過ごしやすい季節なのですが、秋雨前線の停滞や季節外れの台風の襲来が続き、雨ばかりが続く異常気象でした。みなさまの御商売においては如何な影響があったでしょうか?さて、コンビニ業界においては、チェーン別、個店別の優劣がはっきりしてきており、勝組に成るためには、より正しい経営判断が求められます。そして正しい経営判断をするにも、常に最新の情報を得ている必要があります。また異業種間競合も厳しい状況になってきており、合わせてそちらの情報も併せて、当メルマガもその一助と成れるよう頑張ってまいります。
コンビニ業界最新動向データー
9月は、前線等の影響により気温の差が大きかったことから、麺類や中華まん等の温かい商品が好調だった。更に、店内調理品等のカウンター商材も好調に推移したため、既存店売上高はほぼ前年並みの結果となった。
既存店ベースでは、売上高7,834億円(前年同月比-0.01%)が4ヶ月連続のマイナス、来店客数12億8,6 51万人(前年同月比-2.1%)が19ヶ月連続のマイナスになり、平均客単価609円(前年同月比+2.1%)は30ヶ月連続のプラスとなった。
「チェーン別既存店前年比 9月比較」
※昨対%表示 売上高 客数 客単価
セブンイレブン 1.3 ▲ 1.2 2.5
ローソン 2.1 ▲ 0.5 2.6
ファミリーマート ▲ 2.0 ▲ 3.5 1.5
サークルKサンクス ▲ 4.9 ▲ 6.9 2.1
ミニストップ 1.3 ▲ 1.9 3.2
※既存店ベースでは売り上げを昨対で超えているチェーンもありますが、全チェーン通して既存店客数が減っているのが、ここのところの傾向でよくない数字です。客単価上げて売り上げをカバーしているのがこの数字から読み取れます。
別紙にて詳細データー添付参照ください。