今回は年末調整についてと今回の変更点をふまえてお知らせいたします。
そもそも年末調整とは、給与所得者のその年の給与総額に対する正しい税額を確定させ、給与や賞与において源泉徴収された税額との差額を清算する手続きです。年末調整において算出した正しい税額と1年間に源泉徴収した税額に差が生じるのは、源泉徴収税額表が、年間を通して毎月に給与の額に変動がないものとして作成されていることや、配偶者特別控除や生命保険控除、地震保険控除などを年末調整の時に控除する為です。
その為には「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」や「給与所得者の保険料控除申告書兼給与所得者の配偶者特別控除申請書」や保険料控除証明書などの添付書類を速やかに提出してもらう事が肝要です。

昨年との変更点
①復興特別所得税が創設されました。
平成25年1月から復興特別所得税が所得税とともに源泉徴収されています。そのため毎月の給与や賞与から源泉徴収された税額は、所得税と復興特別所得税の合計額と成っている為、年末調整においても所得税と復興特別所得税の合計額で行う事になります。
復興特別所得税は所得税額の2.1%とされていますので、従来通り年調所得税を算出し、その年調額に102.1%を乗じて、復興特別所得税を含む年調年税額をを算出することになります。源泉徴収した所得税と復興特別所得税は1枚の所得税徴収高計算書(納付書)で納付します。その他、退職手当や請負報酬等にも原則同じ率で復興特別所得税が課されます。
②その他
給与等の収入額が1,500万円を超える場合の給与所得控除額について、245万円が上限と成りました。改正前→給与等の収入額×5%+170万円
例)2,000万の場合 改正前 270万円控除 改正後245万控除 差額25万円